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エピローグ
「それで、家永は鯉口と付き合うことにしたの?」
「そ、それはまだ......。なんか、驚きの方が大きくて」
大会後、私はボサツと学食で昼食を食べていた。ボサツは心の広い何でも話せる友人なのだ。
ちなみに大会の成績は2位だった。野間の撮影したキタキツネのほっこりとした写真が高く評価されたのだ。しかし、問題はその後である。
「実は大会の後、野間からも告白されて。なんかもう混乱してるの」
「あぁ、やっぱり。野間はちょっとセコかったもんなぁ」
「?」
ボサツは私に小さなブランドものの紙袋を手渡した。
「ついでにさ、あともう一回告白されてみる?」
「えっ?」
写真部の夏はまだまだ終わらない!
ーーおわり
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