輪廻

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御簾の奥からの 鈴の鳴るような それでいて 花が散るような 儚くも美しく 光の筋の様なその声を もう一度 聴きたい、と 御簾の僅かな狭間よりのぞいた 凛々しくも優しげな それでいて 少し哀しそうな 冴えた月の光の様なその瞳を もう一度 目にしたい、と
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