1人が本棚に入れています
本棚に追加
Result
A子のスマホに、SNSメッセージの着信通知が鳴った。
K美からだ。
文面を見て、A子は苦笑した。
「これじゃ、付き合いは断てないや」
あと1回のお願いに、今回はカウントできなかった。
K美へスタンプで返信し、A子はスマホをベッドサイドに置いた。
なんだかホッとした気分で、ゆっくりと息を吐いた。
>A子って、△△ブランドのバッグ持ってたよね?似たようなバッグ探したいから、明日の夜、買い物付き合ってくれない?(お願いスタンプ)
<(OKのスタンプ)
>まじ神!
<そーいうのいいから
K美はA子からの返信を見て、口元をほころばせた。
久し振りに、気持ちよく彼女にお願いできた気がした。ほっと、息を吐いた。
最初のコメントを投稿しよう!