悪役令嬢に転生したけど自由に生きてみます

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食事はまた離れているのかと思ったが、今回から俺がいつも食べていた所に二食分用意されている。椅子に座ればまた中から溢れ出る感覚にゆっくり息を吐く。 ニーナとレオンハルトは既に食事をしていたが、構わず俺達も食事を始める。誰かと食う飯って滅茶苦茶美味いな… 「ね、ねぇアレス」 しばらく食事をしていればいつの間にか二人が側にいてニーナがアレスの背後にいてアレスはニーナの方を見ている。 「帰ってきた時会いに来てくれなかったね…」 「あぁ…すまない。色々やる事があって。ただいま」 「おかえりなさい」 ニーナはアレスの唇を奪っていた。レオンハルトはそれを黙って見ていて、俺はモヤモヤしてしまう。まぁ、別にアレスは俺のものっていう訳でもないし… 「ねぇ…お風呂入ってから…その…」 恥ずかしそうに裾を握っていて、何を言わんとしてるかは明らかだ。 「すまない。他にもやりたい事があるから」 「そ、そっか…じゃあまた明日ね」 ニーナはレオンハルトと共に食堂を後にした。俺は食べ終わったがアレスはニーナと話していた為まだ食べていて、俺は頬杖をつきながら食べているアレスを見つめる。 伏し目がちに食べていて、口元もなんかえっちだななんて思いながら見つめていて、この間アレスが俺を見つめていたのも理解できるななんて思ってしまう。
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