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気がつけばどこか見覚えのあるような部屋のベッドの上に居た。起き上がっていて、いつ目が覚めたのかも全く覚えていないが、気がついたら時には起き上がっていたのだ。
俺は朝の通勤ラッシュの中職場に向かっていたのだが、そこへトラックが突っ込んできて何人か巻き込んで事故を起こした。そして俺も巻き込まれて死んだと思ったのだが、こうしてまた目が覚めている。
だが病院というわけでも無さそうで、紺色の天蓋付きベッドで眠っていたようで、大きめの暖炉やドレッサーやクローゼットもあり屋敷の一室のようだ。
ベッドから降りて姿見があったのでその前に立てば、どこか見覚えのある女性がネグリジェ姿で映っている。
膝まであるプラチナブロンドの髪に青色の瞳の女だが、どこかで見た事がある気がしてしばらく悩む。だが答えが見つからずに居て、そこでハッとして自分の手を見る。
細くしなやかな指に平たかった胸も柔らかな大きな物へと変わっていて、鏡を見ながら自分の顔に触れれば鏡の中の女も自分の頬を触っている。
もしかして…これが…俺!!?
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