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引き抜かれればごぷっと子種汁が溢れ出てきてシーツにシミが広がってゆき、俺は余韻に痙攣してしまっている。
「まだ収まらない」
「ぁ…」
見ればぬらぬらと濡れているアレスの肉欲はまだ猛っていて、快楽を覚えた腹の奥はきゅんと疼いてしまう。
「こっちも…愛して…?」
花弁を指で広げればアレスは待ってましたと言わんばかりに挿し込んできて、また子宮を何度も強くノックしてくる。
「んぁっ!アレスっ、アレスぅ!!」
「リサっ…リサ…!」
アレスの背に手を回せばアレスは唇を貪りながらまた激しく腰を打ち付けてくる。背中に手を回して縋り付きながら気持ちよさに喘いでしまう。
そのまま何度か中に出され、繋がったままお互い横になり見つめ合う。アレスは俺の頬にかかる髪を耳にかけてくれて、頬を撫でてくる。
「なぁ…」
「ん?」
「いや…やっぱりなんでもない…」
何かを言いかけられたが抱きしめられてしまい続きは話してくれなかった。そんなに言い難い事なのか?もしかして俺を置いて遠くに行ったまま帰ってこないとかか?
「言い難い事…なのか?」
「いや…そういうわけじゃ…」
「じゃあ言えよ…」
胸に擦り寄れば頭も撫でられるが、答えてくれる気は無い様子。そもそもアレスがエリザベスを好きになるシーンなんて無かったから、本当に何を言おうとしてるかわからん。
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