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こことは違う、ずっと海の向こう。
そこに、自分の愛するべき場所がある。
幼すぎる自分は、その地で守られてばかりだった。
今も、あの頃と同じ。
それでも、心の奥に灯っているもの。
無邪気で今も変わらない、一途さで。
自分の手で、大切な人たちを守りたい。
そのため、自分の全身全霊を捧げていきたい。
純粋な、揺るぎない願い。
たとえ、どんなに世界が変わってゆこうとも。
持ち続けている希望、捨てられない願い。
それさえあれば、きっと。
これからも真摯に前を向いて進んでいける。
たとえ、何が起きたとしても。
自分らしくある限り。
守るべきものを守るために。
心の芯に刻みつける。
大切な宝のような縁のために。
とても切なく、もどかしいくらい。
確かな自分の灯火。
繊細すぎるほどの諸刃の勇気、持ち続けること。
ずっと忘れずに、何があっても捨てないこと。
それが、細やかな自分のプライド。
自分自身の弱さに。
嫌悪して負けないためのキーワード。
心奥底の叶わぬすべては、多々ある。
それはつきることないままながらも。
すべては止まることはなく、動きはじめてゆく。
まぎれもなく、宿命を伴う現実。
自分へ降りかかったことは、夢ではない真実。
絶望の果てにある指針。
それでも儚いながらも希望。
どうしても叶えてみたいこと。
今、自分の心の鍵を解き放ち、祈る。
儚い願いを叶えるために。
それゆえ全てを受け入れていくーー。
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