終わらない夏休み v2

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 何度目のやり直しだろうか。  いつものように、僕達は義母を迎えに行く。  手を繋いで、僕達は歩いていく。  やがて、横断歩道に差し掛かる。  僕達は左右をよく確認し、横断歩道を渡り始める。  見計らったかのように、トラックがやってくる。  僕は、繋いでいた手を振り払い、一瞬早く駆け出す。  振り返ると、そこには驚いたような顔の母。  その母を、強く突き飛ばした。  目を見開きこちらを見る母に、僕は笑いかけた。  瞬間、僕の体は大きく吹き飛んだ。
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