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「どうやって調べた??????」
辰見が能力を持っているように、玲央名にも何かがあるらしい。そして、警察を呼んだというので、いずれ四体が誰なのか分かるだろう。
「それで、洋館ですが……」
洋館は庭園見本園の中に存在し、案内所も兼ねていた。そして、庭で接待しているのは、まるで女優のような女性だった。
「亜子さん?」
「そうです」
亜子の接待は、真面目で丁寧だが愛想のようなものが全くない。黒髪はまとめて後ろで丸め、そこに黒いパンツスーツではとても地味だ。まるで、火葬場の職員のような雰囲気なのに、そこの空間は輝いている。
それは亜子が持っている輝きで、道原の親と言ってもいい年齢なのに、美しい人形のような人だった。
「未久さんも綺麗だけど……」
「そうですね、亜子さんは静かな美しさです」
道原の母親、未久は迫力のある美女で、綺麗と言わないと宇宙まで蹴り飛ばされるだろう。しかし、亜子の美しさは、沈んでゆくようで、雨の日の木々のような感じもする。
「女性は、皆、年齢不詳か?」
「夏目さんも、年齢不詳です」
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