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プロローグ
私はカモメ、地球は青かった、とは誰が言った言葉だろうか
母なる地球、美しき我が故郷が今目の前に映る
2043年9月2日現在、嘘のような景色に目を奪われているが、これから向かう所は嘘ではない
WW2から99年、技術は神人類の博愛によって進化し続けた
パソコンやスマホ、AIとか色々あるが、特に宇宙へ行くための技術の伸びが凄く、今乗っている宇宙船は人類神話の集大成といっても過言ではない
そんな最高傑作に乗って向かうのは楽園と呼ばれている月面都市
99年もの間手紙や通信でしか関われなかった楽園と初めて関われる瞬間が、もうすぐ訪れる
楽園の名は、昇日
神と呼ばれる者が住まう、神秘残る理想郷
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