ココ、気持ちいい?

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ココ、気持ちいい?

「んじゃあ、君の中に私の指を入れていくからね。 ここからは、ある意味、私の分野みたいなもんだから大丈夫……ただただ君は気持ち良くなってくれたらいいからさ」  音也はそう言うと、ゆっくりと麗矢の後ろの蕾の中へと指を入れて行くのだ。 「力入れない方が楽になるから……。 そう、ゆっくり息を吸って、それで、ゆっくりと息を吐いて……」  そういう所は素直なのか麗矢は音也の言う通りに息をゆっくり吸って、それをゆっくり吐いて行く。 「うんうん……その調子だよ。 麗矢……上手いから……。 体から力を抜いてくれると、逆に君の中に入れやすくなるんだ。 だって、それは当然だろ? 力が抜けているんだから、入りやすいに決まってるんだからさ」 「そ、そだね……確かに、それはそうだと思うけど……」  麗矢が体の力を抜いている間に指を入れるのだが、やはり人間痛いと思わず力を入れてしまうもんで音也が麗矢の中に指を入れた瞬間、力が入ってしまっていた。 「麗矢……今、力抜いてって言ったよね? 本当、そこは守ってくれないと麗矢が痛いだけだからね」 「わ、分かってるけど……っ! 痛いんだから、思わず力が入っちゃうんだからしょうがないじゃん……」 「ま、そこはそれでいいけどね……だって、麗矢が痛い思いするだけだしさ。 ま、暫く我慢してくれたら、後はもう私のテクニックで気持ち良くはなれると思うけど……だってさ……」  音也はそこまで言うと、いきなり指を奥へと進ませ、 「ココ、気持ち良くないかい?」  そう音也は男の誰しもある一番気持ちいいポイントを突くと、 「ちょっ! ぁああ! そこはだめぇぇえええ! な、何!? 寧ろ……」  そこまで言うと麗矢は涙目で音也の事を見上げる。 「ココ? やっぱ、ココ気持ちいいでしょう? 私の方だって、ここ数日でしっかりとこういう行為について自分なりに勉強して来たんだから、君の事、十分に気持ち良くさせてあげる事出来るんだから……後は君がしっかり私に身を任せてくれたらいいんだからね」  その音也の言葉に軽く頷く麗矢。 「じゃあ、もう……ココを突いても大丈夫かな? だって、麗矢はココ気持ちいいんでしょう? さっき、私は君の事を気持ち良くさせてあげるって言ったでしょう?」 「ぅ、うん……」 「じゃあ、いいね……」  そう音也は宣言すると、再び中にある気持ちいいポイントを突き始める。 「やぁあん! そこっ!」  あまりにも気持ち良すぎるからなのか、直ぐに腰を引いてしまっている麗矢。 「逃げない……。 だって、痛くはないんでしょう? ならさ、腰逃げないで……」  甘く低く囁くように言う音也。 それだけでも麗矢は体をビクリとさせてしまっているようだ。 それだけ音也の甘く低い声に弱いのであろう。
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