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本当に好きだから……
「ホント、君はいい反応してくれるよね……元から、そういう才能があったって事なのかな? それとも、今日の場合は媚薬のおかげっていうのもあるのかもしれないよね」
慣れるまでは、麗矢の中にあるポイントを突き続ける音也。
「ぁああん! やぁ……はぁ……はぁ……」
あまりにもの気持ち良さに、思わず腰を動かしてしまっていた。
「ね、ねぇ……ぁ……お、音也ぁ……も、もう……イきたいっ!」
「……って、言ってもねぇ……。 ダメに決まってるじゃない? だって、もし、君が次イく事になったら、もう、三回目だからねぇ。 フフ……確かに、また、君のココはパンパンになってるけど……」
そう音也は言いながら麗矢のパンパンになってるモノを、わざと掴むのだ。
「マジ……はぁ……やぁ、止めぇっ!」
「ん? だって、大丈夫でしょー。 頑張ったって、君はイける訳がないんだからね。 だってさ、君のココ、イけないようにしてるんだからさ……」
その音也の言葉に何か反論しようかと思っているのか、麗矢の方は歯を食いしばるような表情をし音也の事を見上げる。
「私が、こういった行為の知識と道具を揃えてなかったら、逆に言えば君は今日、ココまで気持ち良くなれなかったと思うよー。 君から私の事を誘ってくれて、ありがとうねぇ」
そこで音也は麗矢の頬へとキスをすると、笑顔を見せ、
「音也……はぁ……はぁ……」
「……へ? 何?」
「本当に、本当に……ぁ……俺の事を好き?」
そう急に心配そうに聞いてくる麗矢に対して、音也は、
「……へ? あ、まぁ……」
と曖昧そうな感じで答えるのだが、音也は麗矢の真意が分かったのか、急に麗矢の体を背中側から抱き締めると、
「麗矢……大丈夫……。 そんなに心配しなくてもさ……私は麗矢に事が本当に好きだからさ」
その音也からの真意も麗矢に伝わったのか、
「うん……なら……いい」
きっと麗矢は今の音也の言葉に安心したのであろう。 そう静かに言うのだった。
音也はそんな麗矢に微笑むと、
「女性とやってたら、女性の場合には、体がそういう気持ちになって体内から透明な液体が分泌されてくるのだけど、男の場合、特にそういった行為に関して、体が準備してくれる訳じゃないから、ローションを使って滑りを良くするんだよ。 君だって、そういったビデオやDVDは見た事があるだろ? で、その透明な分泌液で中がクチュクチュになるって訳だ。 男の場合には、そのローションで……」
そこまで音也は説明すると、指に沢山ローションを垂らし、麗矢の中にローションたっぷりの指を入れ、わざと水音をさせるのだ。 部屋内に響き渡る水音。 きっとこの静かな空間ではよく聴覚に聞こえて来るもんだろう。
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