4人が本棚に入れています
本棚に追加
1話
私は1年前、毎日のように、あとをつけてくる、ねちねち、蛇みたいなストーカーにあった。その時は、気づいた、通行人がストーカーをぼっこぼこにしてくれて、警察に届けてくれて、助かったが、ストーカーに家を知られてしまい、鍵も奪われてしまった。
釈放されたら、また、ストーカーされる。
そう思うと、怖かった。
だから、家も引っ越して、鍵も取り換えた。
そして、3ヶ月前彼氏ができた。
名前は健斗という。
あのストーカー男とは違って、スリムでイケメンで優しい彼氏が。
家の合いかぎを健斗に渡し、2人とも仕事が休みの日は、デートに行ったりして、今までとは違う楽しい時間だった。
そして、結婚の約束までした。
今は一緒に私の家に暮らしている。
でもそんな健斗には付き合って、間もないころからの変な癖があった。
私の家に入るときに
「お邪魔します」
ではなく
「ただいま」
という。私は最初は不思議に思ったけど、毎回「ただいま」と健斗がいうから慣れてしまった。
そのことをもっと疑っていたら、私は助かったのかもしれない。
最初のコメントを投稿しよう!