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7話
監禁が始まってからしばらくたって
最近健斗は私に要求してくるようになった。
「俺のこと、抱きしめて、子供をつくってよ。」
子供をつくるということは、病院に行ける。
「……それをしたら、外に出れる?」
「え?出さないよ?何言ってるの?ハル。子供つくったら、ハルを床に固定して、監禁するよ。流産したら、またつくればいい。」
寝たまま床に監禁……?
それは、……排泄や、食事や、お風呂は……?
「え……?日常は……?」
「あぁ排泄は、床にブルーシートしいておくから、いつもどうり、その場にしていいよ。ハルは、目、塞いであるから、見えないでしょ?。食事もいつもどうりやってあげる。だから、つくろよ。子供」
「……いつ、つくるの?」
「今でもいいし。でも、拘束したままね」
「子供ができたら、私の拘束を外してくれる?」
「いやだよ。あ~じゃあ子供は作らないほうがいいか。でも。したいな」
…………っ
「床に固定する道具も用意しておくか」
と言って、健斗は部屋を出て行った。
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