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パパはいらない
翔太は、ベッドを降りると龍太郎の前で全裸になって、後ろを向いた。
龍太郎がいきなり、翔太の身体を膝の上に横たえた。
そして、右腕を振り上げ翔太の尻を平手打ちした。
乾いた音が部屋に響いた、余りの痛さに翔太は驚き、起き上がろうと脚をばたつかせた。
その時2発目が、もう片方の尻を叩いた。
翔太の白いふっくらとした尻は赤く染まった。
「痛い、痛い、龍太郎やめて!痛い・・・・・」
余りの痛さに目には涙が滲んだ。
子供の頃から、尻を打たれるなんて一度も経験した事がない。
母親にも怒られたことのない良い子だった。
それが、30になって尻に平手打ちは酷すぎる・・・・・
「龍太郎、もうパパは要らない。お前は恋人だ。パパじゃない」
翔太は、これ以上平手打ちされないように、必死で声を上げた。
「翔太、もう二度とパパと呼ぶな。俺はお前の親じゃない、恋人だ」
「分かってる、お前は愛する恋人だよ」
龍太郎は翔太の赤くなった尻に口づけた。
顔を上げると、溜まった涙が溢れ出した。
「痛かった?」
「・・・・・バカ」
翔太を抱き上げ、向き合って座った。
「翔太、口を開けて」
龍太郎の甘い言葉に誘われるように、翔太が少しだけ口を開けた。
白い歯の隙間から艶かしい舌を覗かせ、まるで龍太郎を誘うように唇を舐めた。
龍太郎の身体に痺れるような疼きが湧いた。
下半身は見る間に硬く張り詰め、熱のこもった屹立は熱いねぐらを求めて蠢き始めた。
ゾクゾクするような、妖艶な動きに龍太郎の全身が震えた。
翔太が龍太郎のズボンの中に手を入れた。
既に張ちきれそうなペニスを翔太の手が掴んだ。
龍太郎が腰を上げて、ズボンと下着を脱ぎ捨てた。
二本のペニスが腹の間で擦れ合う。
翔太は、龍太郎の首に両手で縋りつき、仰け反りながら龍太郎の腹に自分のペニスを押し付けた。
腰をゆっくと揺すると、二本のペニスからはドクドクと熱い液体が流れた。
濡れたペニスが卑猥な音を立てて、腹の間で擦れ合う。
唇を噛み締め腰を振るわせながら、二人はお互いの腹に吐精した。
翔太の身体を抱き上げ、震える身体を何度も抱きしめ、体勢を変えて後孔に自らの楔を突き立てた。
目の前に星が舞うほどの快感が龍太郎を襲う、翔太の腹の中に全て収まった屹立が腹の奥を抉るように動いた。
翔太が悲鳴にも似た呻き声をあげて仰け反った。
腹の中が激しくうねり、龍太郎の意識が一点に集中すると熱い飛沫が弾けた。
翔太も痙攣する媚態から白濁が溢れ出した。
龍太郎は翔太を抱きしめた。
細い身体を引き寄せ、その首筋に歯を立てた。
赤い条痕とくっきりとした歯形が翔太の身体に熱情の跡を着けた。
龍太郎は翔太を抱いたまま、ベッドに横たわるとそのまま深い眠りに堕ちていった。
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