酔って溺れて沼の中

再会

　そんな私の態度は、あまり良い風に受け取ってもらえなかったのだろう。
　少し雑に脚を広げられ、ナカの具合を確かめるようにして中心に指が埋められた。

「っん……」

「足りないならもっとちゃんと思い出そうか。してる最中の方が素直で可愛かったから」

「え、ま、待ってまだ……」

「いっぱい濡れてるし、慣らしたから大丈夫だよね。一度経験したんだから知ってるでしょう？」

「でも、あっ、え、ま、はぅ、は、っあ……んんんんっ！」

　添えられていた硬いものが、すぷずぷと簡単に埋められていく。内壁が一気に刺激され、奥に届いた先端が弱いところに触れた。

　息を整えようとしても、それより先にゆっくりとした律動が始まってしまい何もできない。
　イッたばかりの身体が揺らされ、少しずつ少しずつ深いところに沈んでいく。

「うぁ、あっ……んっ、ひぅ」

「声可愛いね。気持ちいい？」

「んっ、ん、んん……や、動くのだめ、そこ、うぅ……んっ」

「こうやってされるの気持ち良いだけで、駄目じゃないって知ってるはずだよね？　本当に覚えてるの？」

　持ち上げられた片脚が高槻さんの肩に乗せられ、更に深いところまで押し込まれる。
　お腹の奥にある一点。そこに触られると気持ち良くて駄目なんだって、私は本当に知っている。