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「余、余は食事を…」
「そんな顔しないで…」
握られた手を庇うように触れ、瑞希を見たが余はどのような顔をしているのだろうか。手が痛い…余がやる事に間違いなど無い…だから今こやつを殴るのも悪くないはずなのに…
「自分がαって言ってたけど、本当にそう思う?」
ソファーへ押し倒され上から覆いかぶさってきて真っ直ぐ見つめられる。だってあれだけ皆余を崇拝までしていたのだぞ?ならばあるふぁという奴に決まっている。
「離せ無礼者!魔羅を出せ今すぐ切り落としてくれる!!」
睨みつければ起き上がり、下半身をゴソゴソとやっていて魔羅が取り出された。それは既に完全に反り勃ち、余の物と全く違い余の腕ほどありそうな太さと長さ、それにカリ高で既に先走りまで垂れていて、根元の方に見たことの無い膨らみがある。
「み、見せるなたわけ!!」
「見せろと言ったのは王様ですよ?」
余の手を取り既に猛った魔羅に触れさせられ、熱くて固くて目の奥が熱くなる。こんな大きなものは穢れの象徴で、絶対触れてはならない禁忌の物と言われていたのに…
その魔羅からの先走りが余の腹に垂れて溜まって行く…瑞希の優しそうな瞳の奥に獣が見え隠れしていて、触れさせられた手を離す事も出来ずに瑞希を見つめるしか出来ない。
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