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輪郭がぼやけるほどあなただとわかる
とらけさせた意識の よだれのなかのあなたの
鋭角な名前 聡明な口 淀んだ瞳
あなただとわかる
消えていく夢の 切り捨てた夢のなかで
あなたがわたしを救おうとする
ありがとう
ありがとう
やっぱりあなたは
いつまでも大切
泣き腫らした声を 覚えてないで それでも恋人と勘違いした月を嘲わないで
悲しくさせる 美しい 鬼の歌が聞こえる
俊敏な、名前？ いつか忘れるより 遠く…
島が近づく程鳥が少なくなるの
わかるならキミを遠く 鋭角な名前消して 柔らかい方で読んで
寂しい程 荘厳な口 淀んだ青
あなたとおもう
消してしまう夢の 切り捨てた愛のなかで
あなたがわたしを慰めている
ありがとう
ありがとう
いつまでも大切よ
苦しかった為にならない
そゆうやつも
いつか
いつかね
二人並んだ写真見せびらかせようと
こっそりしていた話 意味のない嫉妬
さようなら
さようなら
消そうしとしている夢の
あなた
とても 大切な、人
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