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「うっ、うぁ……あ、っは……」
「指一本だけだと余裕で飲み込んじゃうね? もっと増やそうか」
「あ、ああっ、あ、おく、それぇ……」
「中から押されるの気持ち良い? すごいエッチな音して、お漏らししたみたいにシーツ汚しちゃったね」
「んぁ、っふ……ぅ、うぁ、あっ」
聞きたくないのに耳を塞ぐことも出来ず、黒咲さんの服をぎゅっと掴むだけで精一杯だった。
無意識に溢れる嬌声が室内に響き、長い指が動かされる度にいやらしい水の音が耳をつく。
熱くて気持ち良くて、恥ずかしいのにもっと欲しい。どんどんおかしくされている自覚があるのに、どうすればこれが止まるのかも分からない。
「あ、あ、ああっ……ぅ、あ……ッン、だめ、それだめ……ッア、ぃく……」
ぎゅっと指先に力が入り、一瞬頭が真っ白になった。
「ぅあ、あ……っひ、やっ! やめて、も、今はだめ……」
「どこか痛い? 泣いてるけど、もう少し慣らした方がいい?」
ひたすら怖くて体が変で、自分でもどうして泣いているのか分からない。
とりあえずぶんぶんと首を振り、もう慣らさなくていいということだけを必死に伝える。
ちっとも痛くないし、慣らす必要がないくらい濡れていることなんて分かっているくせに。
これ以上長引かされたら、それこそおかしくなってしまう。
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