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プログレスダイアローグ
「本当に結衣でよかったのかい?」
「何よ。今更また蒸し返すの?翔音お母さん」
「そりゃ娘に好奇心で命を捨てる様なことされたら、本来今の私以上に感情的になるのは当たり前だと思う」
「いつかじゃあダメなのよ。私は見てみたい。私の子である結衣が存在している世界を。それが私の答えです。母さんもこれで良いと思ってるんでしょ?今の私以上って言う位だもの」
「これも運命なのかもしれんな。太阿(たいあ)、、お前がやりたい様にしたら良い。私は私に出来ることをする。太阿、お前だって私の特別なんだ。取り敢えず結衣の事はしっかりみていくことにするよ。」
「母さんありがとう。大弥(ひろや)の事もよろしく」
「旦那が居たらこんな選択は絶対させないんだけどね。。アレも意図としてはお前の思考通りなのかも知れんしな」
「私も自暴自棄になってるって事なのかな?人間らしくて面白いわねー。母さんは母さんの旦那が今居たらどうしてた?」
「愚問だね。禅問答にしかならんよ。感情程不確かな要素は無いんだ。今私に旦那が居ても感情的にはそんなに変わった結論は出さんだろうよ。人生観が変わっているかもしれんがな」
「じゃあ私もそうなのかもね。旦那が今居ても、、」翔音が言葉を遮る
「お前の思考は旦那を亡くしたことが起因なのは間違いなく見えるぞ。もうそうじゃ無いと言うならもっと時間を掛けてやりなさい」
「分かったわよー。母さんと同じでは無い。自暴自棄に見えないようにしなきゃなのね」
「頭硬いわねー。どうしてもやるつもりなのね。勝手にやりなさい」
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