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「パパは母さんの事なんで言ってくれなかったの?」 「そうかついに母さんから聞いたか。。本人以外から先に言う事でも無いと思ってな。里理は出来る奴だし、彼女のタイミングが有ると思ったんだ。留姫空にとっては動揺する様な状況だったかもしれないな。でも母さんは悪くない。俺の考え過ぎだったんだと思う。シルバーリング大事にな。母さんも粋なことするよなぁ」 「父さんが持っとく?それもきっと母さんが望むことかもよ」 「いや、留姫空の物だ。必ず助けになる。そう信じてる。そういえばお前に封書がきてたぞ。黒野寛也と書いてある。。友達か?」 「知らない。。ゼウス関連かな?父さんはもう見たの?」 「見るわけないだろ。年頃の女の子に嫌われたくないしな。ゼウス関連なら後で見せてくれると助かる」 「分かってる。とりあえず出掛けてくる。封書も持っていくね」 「そうか。夜はどうするんだ?食べてくるのか?」 「食べてこようかなぁ。。お父さんの分作ってから行くね。何が良い?」 「チャーハンとかなら直ぐ出来るかなぁ?俺がやるよ」 「良いの!私も慣れないとだし、娘の手料理食べれるチャンスなんだから黙ってて!スープはチャーハンなら中華スープね!おかずはエビマヨとかで良いかなぁ?」 「主菜もスープも付くのか豪勢だな!留姫空は出来た娘だよ」 「ハードル上げないで!母さんが居なくなったんだし、私には丁度良い機会かも!父さんはリクエストのレパートリー増やしてね。今はネットで調べたらなんでも作れるんだから遠慮は要らないから」 「分かった。よろしく」
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