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「母さんは本当にもう良いの?留姫空の事嫌いかな?御影への道は近いと思ったんだけど、、ねぇ里理お母さん!」
「もう良いのよ。雄太父さんの事大事にね。私達夫婦は期限付きの関係にしようって決めてたから。留姫空にとってもきっと良い事になる。そう信じてるから」
「母さんはこれからどうするの?予定はもうあるの?」
「まぁ暫くバックパッカーかなぁ。。楽しくなりそうだわ」
「またいつか帰ってくるの?」
「もう帰ってこない可能性が高いわね。やりたいようにやるだけだし」
「パパとはちゃんと話したの?パパからは何も言われなかったよ」
「そうなのね。パパからは何も言われなかったかぁ。。まぁあの人も清々しい人だからあんまり気にしてないのかもね。」
「そうなんだ。娘としては一大事なんだけど、、」
「それが普通よ。留姫空はそれで良いのよ。父さんも私も変わり者だけど、貴方が普通の感覚を持ってくれていて安心したわ」
「お母さんに聞くタイミングはもうここしか無いと思って聞くんだけど、お母さんとお父さんはどうして私を迎えてくれたの?」
「子供が欲しくて、留姫空が良くて、今もその気持ちに嘘はないわ。あの人は私に主導権を渡してくれるけれど、2人で納得するまで話し合ってきたわ。だから望まれなかったとか失敗をしたとか思ってないわよ!留姫空は真面目なところがあるから色々考えてしまうだろうけれど、私が貴方の母親で無くなる日はない。チャットとかでは繋がっていましょ。まぁ会うのはもう叶わないかもしれない。それぐらい私今気まぐれだから」
「分かった。楽しんでね。良い旅になる事お祈りしてる」
「ありがとう。そうだ貴方にシルバーリンクを預けとくわ。私が雄太パパから貰ったモノよ。あの時は留姫空にお金を掛けようって事でシルバーリングにしたの。留姫空が持ってた方が父さんも私のこと信じてくれると思う」
「分かった。ありがとう。」
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