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手術室へ
——カチャン
急にドアが開いたので私と優理は飛び上がりました。入ってきたのはおじさんです。白い服を着ていて、いかにも科学者って感じの人です。
「手術室へゴー!」
元気よくしゃべったおじさんに私たちはついていきます。
手術台の上に寝転んだ私と優理は、注射を打たれました。だんだん眠くなっていきます。
目が覚めた時、私は下半身に違和感がありました。何をどう手術されたのか気になります。隣を見ると、優理はいませんでした。
「ああ、あの子は先に部屋に戻ったよ」
おじさんがそう言いました。私も部屋に戻ろう、と起き上がったけど、下半身にあったものがないです。私のものが。
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