プラネタ花火

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チラチラ輝く線香花火を見つめながら、浴衣姿の私は静かに気持ちを落ち着ける。ふと見上げると、数え切れぬほど散りばめられた満点の星。「わぁ、綺麗…」思わず声が漏れ…不意に背中をトントンと叩かれる。振り返ると、困った表情の男性。「申し訳ありませんが、プラネタリウムで花火はご遠慮…」あ。
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