第二章 悪の街

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やる事を考えていると11時30分発の飛行機は13時55分に羽田空港に到着した。 飛行場に用意されていた。 サプリをそれぞれ練習生に配り終えると練習生達とスタッフ達はそれぞれキャリーケースを引いて帰って行った。 「社長はどちらへ?」 一恵と玲奈が来た。 「仕事が溜まっているので会社へ向かいます。一恵さん、玲奈さんは帰っていいですよ」 「でも…」 二人は申し訳なさそうな顔をした。 「今日はゆっくり休んでください」 「はい、申し訳ありません。自宅で仕事の整理をさせていただきます」 ハワイは日付が1日変わるだけで時差ボケにはならないが亮は二人の2週間の疲れを考慮して言った。 キャシーとジャネットとケイトは六本木のマンション、尚子は渋谷のマンション、美咲は自宅へ帰って行った。 そこに二木と三雲が来た。 「全員帰りました」 「ご苦労さまでした。今日は休んでください」 「はあ…」 「それともたまには一緒に飲みますか?」 「はい」 二人は大きな声で返事をした。 「ではスーツに着替えて7時に 新宿駅東口交番前 に来てください」 「はい、了解です」
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