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9話
撃たれた…僕は死んだのか?
でも痛くないな…。
そう思って目を開けると、僕の上に覆い被さるように白崎がいた!
そういえば撃たれる瞬間、白崎が庇うように僕の前に…。
白崎「う…」
凛「おい、白崎、大丈夫か?」
白崎「心配するな、かすり傷だ…」
そう言って立ち上がる白崎だったが、明らかに負傷していた。
血に染まった脇腹の辺りを押さえている。
闇司「庇うとはな。金髪、貴様はつくづく俺の邪魔をする。副隊長、金髪を冥土に送ってやれ」
狐村「はい、隊長」
刀を持った狐村が白崎の方に行く。
白崎「狐村…そんなに人殺すのが楽しいかよ?」
狐村「楽しいよ?こんな機会二度とないからさ。僕はね、一度でいいから人を100人殺したかったんだ。今の時点で何人殺したか覚えてないけど、10人以上は殺したかな?ふふふ」
不気味に笑って告げる。
そういえば神社で、そう言ってたな。
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