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白崎も五里山もやられた…。
当麻も猫村は小便をちびりながら腰を抜かしたように座り込み2人で抱き合ったままがたがた震えて泣いていた。
狐村「さて、残りは君達3人だね?」
血で染まった刀を持ったまま笑顔で僕達を見ながら告げる。
凛「ま、待って!僕、僕だけは!」
狐村「凛君、自分だけ助かりたいんだ?いいよ、助けてあげる。その代わりそこの2人殺してよ」
がたがた震え泣く当麻と猫村の2人を指差して言う。
凛「こ、殺したら本当に助けて…」
狐村「うん。助けてあげるよ。隊長には上手く行っておくからさ。これは嘘じゃないから安心しなよ。君のことは気に入ってるんだ。だから、やれるよね?」
不気味にニヤリと笑って僕に言う狐村。
当麻達を殺さないと僕が…。
狐村「武器あげるから、ほら、これでやりなよ」
持っている刀を僕に渡した。
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