(詩)鍵はかかっていない

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(詩)鍵はかかっていない

君は気づいているはず 僕らは自分という檻の中からしか外を見られない どんなに違う存在になろうとしても無理 無色透明にはならない なんの思い込みも 虚栄心も ゼロで その絵を見ることができたら きっと幸せになれる 檻の鍵はいつも開いていた それでもそこにいるのは何故? 君はいつもその中で ひざをかかえている こちらをうかがっている お前も同じになれと 僕の腕に爪を立てたがる じゃあ君も 透明になってくれる?
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