(詩) よる/みている

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(詩) よる/みている

ふと夜中めざめることがある (ほら……て) それはわたしのからだが わたしにはなしかけるこえ そのこえにしたがうこともある 眠気に負け そのこえを無視することもある からだはわたしにおこったりしない ちっさなおくちを閉じみてくれている そのことをあたりまえともおもわず いきてきた私はしあわせなんだとおもう
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