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…でもそれは
確かに丸太と言っても………
その直径は多分2メートル以上の…
ながさも10メートル以上の…
それが筏? の ように 浮かんでて…
それだからびくとも? しないけど!
深さも 分からない!
海の上に 浮かんでる それじゃ!
恐いに決まってるじゃないですか !!
………………むかむかむか”
………………じとぉ~
「……なんですこれ!?」
………………まさか!これやっぱり?
あの続きの?………………
………………あん時社長が謂ってた!
" 放置プレぃ ” じゃないですよね!!
研修ですよねこれ!?
………………むかむかむかー”
…………きょろㇼ~
「……デカいだろー?
だから海に浮かばせてる
その方が動かしやすいし
虫もつかないし…………
だからここが貯木場で…」
…むん
「…………はい」
………それ?ふつうに説明始めた?
は? 自分はそうやって………
" ボート ” って 言ってたって?
どう見たって大型のクルザー………
の! それ! に! 居て さ!………
ハァ………
………なんでそれ………
魅せつけられてるの私………
ハァ……… そうそう……… で?…
安全に守られたところで仁王立ち?
って! 王子っぽく………
ここでも覇者のように?
ひとり! 勝ち誇ったかのように?
………丸太の上! だからこっちは!
そっちを見上げてる!
低い位置の私に!…
そうです私を見下ろし………………
ニコニコ顔で上から! これが!
当前の様に! 語りかける社長 で…
…私だって何とか恐怖に耐えながら!
急にこんなんされたら!悔しいから!
仁王立ちの二本足で立ってたい!
………が!
いくら大丈夫と謂われても丸太です!
丸太だけ!の… ここで…………
しかも6センチヒールで……
………ハァ
なら……… ヒール… 脱ぐか…
無理です! だからしゃがみます……
海風も… 心地よくなく恐怖です!…
………………………ずぅ~ん”
………ハァ~
………どよ~ん
………「・・・・」
"…………でもむかつく!………”
…………ぶすぅ~
「……ぁの それは解りましたが
でも 私が 丸太の !! 上に!
降りる必要 あります?」
…………ゼンゼン分かんないこれ!
……ぉやぉや?
「……ふふ♪
そうだね
そんなに恐い?」
……むん!
「……ぃえ 『ふふ♪』っ て……
笑ってほしく ない ですけど 」
………………恐いです!
海の上ですよここ!
……にたぁ
「…………じゃ ぁ… さ?
" 助けて下さいお願いです!”
……ってかわいく謂ったら!
乗せてあげるヨ♪」
…………なんだとぉ!
…ぃら
「…………ハァ… あの………
" 助けて…” …… って…
私は…… " そっちから ”
自分で勝手に? ……
降りたんじゃないですよね」
…………ピューーーーーーー
…………ピューーーーーーー
…………ぶるっ
「…………ひゃ!」
…………ヤダ-!急に?
風!強くなってきた?
…………サァーーーーーーー
……にゃっ
「…………あ~ら大変!
早く言わないと?
海風変わってきたネ!
ルチア~ 大丈夫~?
ほら!飛ばされちゃうよ?
こっちも 流されるし?
離れちゃう ネ~……」
………どや!
…………ピューーーーーーー
…………ピューーーーーーー
…………ぐら!
………ひ‼ 飛ばされる!!
………くっ”!なんで?それ……
コッチは必死なのに………
………くー!
『…………ぃや
はやく!乗せて下さい!
社長! 犯罪者に!
なりたいんですかー!』
…………!
「…………えーーー?
それ謂う? ふふ♫
厳しいね ルチア
………ほらおいで~」
…………ほんと♫
気が強いな~…………
…ゼンゼン 泣かないしぃ?………
………………ひょい!
………ぐら!
…どや
「……ふふふ♪」
…………………すとん!
……ぎ!
…「・・・・」…
………う”~!
降ろされて!乗せられて って!
2回も!社長に抱きあげられて って!
随分軽く扱われてる気がするーーー!
…なんで私こんな扱いに?…
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