オーディションの日

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さくらside キラキラした人がいっぱいいる この中で私はアイドルになれるだろうか… 怖い…無理… 私なんかがやっぱりオーディションなんて無理だったのかもしれない 「ありがとうございました!!!!」 オーディションから帰ってきたある人に目を奪われた まるで既にアイドルかのような周りの人とは違うオーラ 「かわいい…あっ」 「えっ!?もしかして私に言ってくれた?」 「えっ…いやあの…すみません。」 「嬉しい!!私うららって言います!!お互い頑張ろうね」 そう言い捨ててうららさんは居なくなった 完成されていた。 まだ胸の鼓動が鳴り止まない 私はあの人の隣でステージにたってみたい 「あっ!!ごめん名前なんて言うの?」 うららさんは急いで戻ってきた 「えっと…北野さくらです」 「さくらちゃんか〜!!めっちゃ可愛いね!!オーディション頑張って一緒にアイドルなろーね」 「私には…無理かもしれない。でもうららさんは絶対になれる」 「私はもちろんアイドルになるよ!!でもさくらちゃんもそれは一緒でしょ?無理かもって自分で決めちゃうのは勿体ないよ!!だってさくらちゃんめちゃかわだし」 私が…可愛い。 今まで無理だって。アイドルにはなれないって言われてきたのに… 「さくらちゃんはアイドルになれるよ!!もちろん私もね!!」 「514番 北野さくらさん。お願いします 」 私もアイドルになれる!!!! 「うららさん!!ありがとう。私頑張ってみます」 「うん!!ファイトだよ」 初対面なのに私の事うららさんは何も知らない それなのにアイドルになれるって言われた それでも嬉しくて。 まだアイドル諦めるには少し早いのかもなんて期待をしてしまった 「514番北野さくら高校3年生です!!よろしくお願いします!!!!」 ステージであの子の、うららの隣に立ちたい
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