山が邪魔者

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綺麗な青空を見ながら俺は、伸びをする頂上に辿り着きながら山々の 稜線を眺める。 山は、最高だ嫁は良い顔をしないが この澄んだ空気登り終えた時の 達成感や頂上の景色にたどり着いた 高揚感は、何とも代え難い それでも嫁に少しばかりの罪悪感を 抱いているのも嘘ではない 『お土産買って来るから』と言う 言葉で何とか誤魔化したが嫁の 機嫌は、一向に直らなかった (帰ったら宥めるのに苦労するなぁ) がっくりと肩を落とす俺のリュックには先週嫁の土産と共に買ったお揃いの 富士山のキーホルダーがぶら下がって いた。
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