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森の中を、ずーっと進んでると
大きな木が見えてきて
その上に、枝を器用に
組み立てて作った、小さな家があった。
あたし
姫城 美華
「かわいい、おうち!」
ラペトゥル様は、こちらに顔を向け
目を細めて頷いた。
鳥獣王
ラペトゥル・グラティウス
「そうだろう!頑張って
作ったかいがあった!
さあ、おいで…中を見せたい。」
あたしは頷いて、ラペトゥル様が登った
吊りハシゴに続いてのぼり
家の中を案内された。
あたし
姫城 美華
「おへやのおおきさ
ちょうどいいですね♪」
ラペトゥル様は、嬉しそうな顔になる。
鳥獣王
ラペトゥル・グラティウス
「ホッホォ!
気に入ってくれたようで良かった
それで、ここが御前の部屋だ
安心して卵を産めるはずだ。」
あたしは、頷いた!
あたし
姫城 美華
「はい!ありがとうございます♪」
フカフカで、真ん中にくぼみがある。
ここに…よ、よし…
その時が来たら頑張らないと!
ラペトゥル様は、部屋から出て
あたしも、その後に続いた。
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