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あたし
姫城 美華
「あ、あの…そんなにミツメラレルと…
は、ハズカシイの…///」
あたしは自分の胸元に手を置きながら
青年を見つめる…
青年
「ああ、すまない…
あまりにも美しくて、つい…//」
気づくとあたしは、青年を家にあげ
リビングまで、案内していた。
あたし
姫城 美華
「あ、あの…おちゃ…イレマス…//」
あたしは冷蔵庫から
麦茶のペットボトルを取り出し
コップに慎重に注いで
彼が座った、イスの前のテーブルに置く。
青年
「あ、ど、どうも…」
青年は、のどが渇いていたのか
一気に麦茶を飲み干していた…
あたし
姫城 美華
「あたしも、こんなスガタに
なっちゃったケド…
ソト、たいへんなことになってますネ。」
青年は小さく微笑んだ。
青年
「くそ、隠し事はやはり出来ぬな…」
イスから立ち上がった
青年の姿は、一瞬で翼に包まれた!
あたし
姫城 美華
「へっ…!?」
青年の姿は、あの…
交差点に最初に現れた、鳥人間に変わった!
鳥獣王
ラペトゥル・グラティウス
「私は、鳥獣王の
ラペトゥル・グラティウス…
ここへは、王妃にふさわしい娘を
見つけるために来た。
そして、見つけた
美しく…変異した、御前が…
私の王妃として、ふさわしい。」
鳥獣王?…お、王妃?
あたし
姫城 美華
「けど、あたし…
そらのトビカタモ、しらない…」
彼は首を、左右にふった…
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