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……ぐ…
……ぇ
グェエエエ!
!?
近くですごい、ヤバそうな
鳥の鳴き声が聞こえて
ゆっくり起き上がる
なんか、背中…重いんだけど…
「グェエエエ!」
「グギャアアアア!」
ひえっ!?
周囲を見回すと、なんと
得体の知れない新種の鳥だらけになっていた!
あたし
姫城 美華
「ひぃいっ…!」
突然、目の前に歩いてきた、金髪の鳥男に
驚いて、しりもちをついてしまった!
けど…襲ってきたりはしなくて…
この金髪の鳥男、もしかして…さっきの?
え!?上を見たら、見覚えある顔が飛んでる!?
あたし
姫城 美華
「お、おーい!せんぱーい!」
ダメだ、目が白目だし
わたしの声が届いてないみたい…
鳥先輩
「アハハァ!空飛ぶってタノシイナア~♪」
わたしは、先輩に向けて
両手を大きく振って、気づいた…
なに、この手…まるで、鳥みたいに…
背中の違和感が気になり…
少しだけ振り向くと、大きな翼が生えていた!
あたし
姫城 美華
「ぎゃああっ!なによこれぇ!」
嫌だ、こんなの…あたしの身体じゃないっ
なにが起きてるか、確認しないと…もう帰る!
あたしは、地面に落ちていた
自分の仕事鞄を手に、家に逃げるように帰り
玄関の内側から、鍵をかけて深呼吸する!
すーっ、はーっ…ふう…
きっと…元に戻る方法があるはず…
とりあえず、リビングに来て
テレビをつけ…ニュースを見てみる。
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