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テレビ
「速報です!突如として
街中に鳥人間達が現れ、人々を襲っています!
現場の佐藤アナ~!」
画面が切り替わり、マイクを持った女性が
映し出され、画面の右上に
LIVEと言う文字が表示されてる
テレビ
佐藤アナ
『はい!ただいま、鳥人間がさ迷う
交差点に来ております!』
『ギャアー!』
『グェエエ!トブノタノシー!』
『ギョエエー!』
画面に映し出される、鳥人間達…
先輩が会社に向かって
飛んでいってる姿が映し出されたあと
テレビ
佐藤アナ
『え、な…なに…!?』
鳥人間達が、中継してる
テレビクルーを襲撃し始めた。
画面には鳥人間達の足と翼
尾羽しか映らなくなって…
画面がスタジオに切り替わる。
テレビ
「みんな逃げろー!
鳥人間がスタジオに入ってきたぞー!」
そのあとはテレビ画面が砂嵐になってしまい
わたしは、テレビを消していた…
この手…使いづらいなあ
そのうち、慣れると良いけど…
それから、しばらく
自分の両手を眺めていると
ドアがノックされた!
あたし
姫城 美華
「ダレ、だろう…」
あたしは、椅子から立ち上がり
鳥足のせいで滑る床を、壁づたいに歩き
なんとか、玄関前につき、ドアを開ける…
青年
「ああ、良かった!人がいた…
って…そ、その姿…」
初めてみる青年が入ってきて
ドアを内側から閉めた。
青年
「…」
足の爪先から、頭の上まで見つめられ
なんだか、恥ずかしい…//
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