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少しして、ラペトゥル様が
ふわりと地上に降りてきた!
あたし
姫城 美華
「ラペトゥルさま!スゴいですっ
どうすれば、そんなにかっこよくトベルんですか?」
ラペトゥル様は、照れくさそうにしてる。
鳥獣王
ラペトゥル・グラティウス
「御前も…やれば、きっと出来る。
まずは、背中の今まで感じたことない
神経がある所を探るんだ
それが翼の筋肉と
繋がってるはずだからな。」
背中の、今まで感じたことない神経…
ん~…あ、これかな?
あたし
姫城 美華
「ギャッ!」
あたしの翼が、急に大きく広がった!
鳥獣王
ラペトゥル・グラティウス
「お、落ち着け!
そこを回すようにイメージしてみろ。」
回す、ように…
あたし
姫城 美華
「あ、こ…こんな感じでしょうか!」
翼が回るように動き
それが、初体験で一喜一憂する。
鳥獣王
ラペトゥル・グラティウス
「よし、良いぞ!次は、翼が吊らない程度に
大きく広げ、前後に何度も動かしてみろ。」
あたしは頷き、言われた通りに
翼を大きく広げ…それを前後に動かすと
前方に風が起きた!
あたし
姫城 美華
「わあ…♪」
う、嬉しい!あたし翼を、動かせてる!
鳥獣王
ラペトゥル・グラティウス
「今度は、前のめりに翼を動かして
体を浮かせるイメージで…」
あたしは、言われた通り
翼を、バサリバサリと動かす…
あたし
姫城 美華
「う、うきましたあっ」
足が地上から離れ、体が浮かんだ!
けど…バランスをとるのが難しい…っ
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