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八百
クビが回らなくなった
息を吐いては捨てるその性
誇大妄想もお手のもの
自分すらも気づくかぬ、聞こえない遠吠えを
大人になって、期待したもので
また口を汚した
辻褄の腹満たす声で下していく
許されぬその悪意と
愛されぬ瑕疵を一つ
どうして、もとい
どうして、もとい
分かっている。口先でついた物で
背の高さを誤魔化した猫と
瞼の裏に飼った絵空事
どうして、もとい
どうして、もとい
分かっている。こうして出来た僕で
裸を恨んでは日々も上々
人間味を欠いてる。
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