精神の成熟度(特徴1)

1/2
前へ
/369ページ
次へ

精神の成熟度(特徴1)

https://estar.jp/novels/26262710/viewer?page=269←特徴 「学ぶ」という言葉は「まねぶ(まねをする)」からできたと言われている。  幼児は見るものすべての真似をする。真似をすることによって学ぶ=学習するのだ。  幼児ならそれで良い。それでこそ幼児なのだから。  しかし、これが大人になってからもずっと続くならどうだろうか?  NPDの精神の成熟度は幼児と同程度なので独自性や独創性がない。  よって()()()しかできない。憧れの人物や漫画やアニメやドラマの登場人物の猿真似ばかり。  セリフは丸パクリ、声の出し方、仕草まで猿真似する。 「こんなときにはあの人の猿真似」という具合に、状況に応じて猿真似先を変える。  妻を悪者に仕立て上げたいときには「論理的に犯人を追いつめ論破し、ついには自白させる名警部補」の猿真似。  問い合わせの電話をする際には「問い合わせの電話をするのがうまかったバイトリーダー」の猿真似。 『ユーモアのセンスがある』と思わせたいときには「ユーモアのセンスのある上司」の猿真似。 『仕事がデキる男』と思わせたいときには「有能な先輩」の猿真似。
/369ページ

最初のコメントを投稿しよう!

27人が本棚に入れています
本棚に追加