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『ああ、ボクがスーパーマンみたいに何でもできたらいいのになぁ』
という願望ではなく、
『俺はスーパーマンのように何でもできるのである!』
というなんの根拠もない確信すなわち妄想だ。
『彼には知的障害があるのでは?』
と思うだろうか? 私も本気でそれを疑った。結婚した当初、夫のIQは不明だった。
ただ、夫が平均的学力(偏差値50)を有していないという事実から、彼のIQは人類の平均IQである100に達していないと推測していた。
だが【IQと妄想は無関係】だったのだ。高IQでも妄想を抱えている場合もあるからである。
彼は認知が歪んでいるために、事実を事実として正しく認知できない。
だから事実ではないことを事実であると本気で思い込んでしまう。
その思い込みは強固で訂正不能であり、適切な治療を受けない限り一度思い込んだら一生思い込んだままなのだ。
これを精神医学用語で【妄想】という。
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