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優しく抱かれてる事が身をもって分かり嬉しさの中に何故か切なさが込み上げ自然と涙は溢れ落ちる
気付いたルカは舌を外し糸を繋げ其が切れれば俺の口元を舐めてから目元へと舌を滑らせた
『 はっ……入れてっ…… 』
片目を閉じ無意識に言葉を発すれば
一瞬ルカの表情に余裕がないように眉が寄ったのに気付く
「 分かった…… 」
『 ぁっ……』
指を抜かれ物足りない内部はひくひくと動く
彼はゆっくりとした動作でズボンのベルトと釦を外しファスナーを下げれば俺の様にキツそうにしていた陰茎は現れ手で添えた彼は後ろの穴へと当てた
『 っ…… 』
「 ゆっくりと腰を下ろせばいい……出来るだろ? 」
亀頭は既に俺の穴より大きい事は分かり身体に力が入るも、ルカの言葉に密かに眉を寄せ彼の肩に手を置きながら少しずつ腰を降ろしていく
むちっと空気が入る音と同時に開く穴へと入る熱が余りにも気持ちよく腰をしならせ息を吐けば半分まで埋めていた
『 はぁっ…… 』
「 んっ、そう……少し慣れるまで待ってやる 」
『 ん、待ってな……めっちゃ……あっ、っ…… 』
気持ちいいんだとルカの耳元で囁けば彼はぞくりと身体を震わせ中の肉棒までもが其に反応するように脈を打つ
鮮明に感じる大きさと形に内部を呼吸と共に締め付けたり弱めたりすればルカは熱い息を吐いた
『 るか、も……気持ちいい……? 』
「 嗚呼……気持ちいいよ 」
横目で見れば良さげに微笑む彼に俺はニコッと笑顔を向け腕を頭を抱けばゆっくりと腰を上げ降ろしてみる
『 あ、あっ! 』
擦れる内部は予想外にきつくて全体を擦れば声は漏れ腰は逃げようと動くもルカは其を塞ぐように両手で俺の裏の太股を掴み下から突き上げてきた
『 あぁっ! 』
女のように上がる喘ぎ声に恥ずかしさは生まれ口を閉じようとするも彼は何度も腰を打ち付け小刻みに腰を揺らし始めた
『 あっ、あァっ!るかぁ、っ……! 』
力を無くしていた陰茎は勃起し先走りは垂れる
背骨をなぞるように動く内部の肉棒を包めるだけ包んで締め付けながら自らも自然と前後に腰が揺れる
無意識にいい所に当てようとする事すら真っ白になった頭には気付かず
只熱を求めていた
何度も揺すぶられ限界は近付きルカもキツそうに目を閉じ息を吐く
「 っ~~! 」
『 あぁっ、っ……あぁぁ!! 』
びくんっと跳ね飛ばした精液と共に奥へと熱い欲は吐き出され
身体を震わせ彼にしがみつく
落ちてくる欲の感覚に目を閉じればルカは首元を舐め告げた
「 はっ、ミイラ取りが……ミイラになりそうだ 」
一人言の様に呟いた言葉を聞いていればふっと頭は真っ白になり意識は途切れた
ルカの身体に凭れていれば彼はそっと抱き締め髪にキスを落とせば笑みを深め中から抜き去った
「 少し寝て、起きたときに……最後のピースを探しに行こう……悠希…… 」
彼が何者なのか俺には理解出来ないが其でも残りの記憶を探してくれるなら御願いするし、
最後まで……傍にいて欲しいとも願った
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