34人が本棚に入れています
本棚に追加
「うっ、外して。いやです、胸いや……っ」
ただ胸を摘まれているだけとはいえ、これで何も感じないわけがない。
心底嫌なはずなのに、どうして反応してしまうのか自分でも分からなかった。
「ああ、本当にこんなのでいいんですね」
「っも……ちがう。見ないで、やだ、取って……」
しばらくすると胸への刺激によって、ユノの陰核がぷっくりと膨れてしまう。
ヤンは最初からそうするつもりだったのだろう。摘みやすくなった陰核にも同様に道具が付けられ、あまりにも間抜けな自分の姿に、ユノの瞳に涙が浮かんだ。
「うっ、ひぅ……んっ……」
これは一体どういう罰なのだろうか。
身動きの取れない状態で卑猥な道具を使われて、同じ人間として扱われているとは到底思えなかった。
悪い夢なら早く覚めて欲しい。
「あ、っひ……!」
ユノが声を上げても、ヤンの方はただ軽蔑するような視線をユノに向けるだけだ。
ヤンの視線も気になるけれど、正直ユノはそれどころではない。
道具の中に、おそらく何か仕込まれているのだろう。びりびりと軽度の電流のようなものがそこを通り、ユノの手の平に汗が滲んだ。
痛くはない、けれど、確かな刺激がピンポイントでユノを襲う。
滲んだ視界で、目の前の男がぼやけて見える。
びりびりとした刺激が触れるのは、ユノの陰核と乳首だ。こんなの、何も感じずにいられるわけがない。
「っいや、いやぁっ、や、んんっ……くっ、うぅっ、んぁ」
固定されているせいで、どれだけ腰を引いても気持ち良いのが逃がせない。
陰核にもう一つ。すでについている道具を上から挟むようにして、追加の刺激がユノの弱点に触れた。
「ひあっ! あ、や、そこに付けるのだめっ、あ、むりっ、むりです。我慢できない……っひぅ!」
何かが出そうな感覚に襲われて、ユノのひざがガクガクと震える。
最初のコメントを投稿しよう!