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そんな彼の前に割って入るみたいにデザートとコーヒーが置かれる。
「それでも全然足りてないんだけど1割には程遠い金額なんだから遠慮なんてしなくていいからな」
「はぁ、、、。」
そんな事言われても恐縮してしまう。
学生の私達には敷居が高いホテルビュッフェ
そして、初めてのホテルビュッフェだからどうしても浮き足だってしまうけど何故か、私の目の前にドンドン運ばれて来るスィーツ。
そんな私を他所に美乃里ちゃんは、遠慮などせずにもぐもぐ食べている。
それにしても落とし物のお返しの相場は、1割だとしてもこれは、やっぱり貰い過ぎな気がする。
でも大事な人からの贈り物とかならそんな事を考えでもずっと考えていても仕方ないから堪能する事にした。
それから色とりどりの宝石のようなスィーツをお腹いっぱい食べていざお会計って時に
彼方さんが。
「指輪決済で」
「かしこまりました」
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