10.野生的な彼と、彼の元カノ ※

2/13
前へ
/169ページ
次へ
 片側だけなんとか足を外すと、アキくんは迷いなく、顕になった秘部に顔を埋めた。 「ちょ、や、今そこ吸われたら……ひやぁっ!」  秘裂に沿うように舌で舐められ、それに応えるように愛液がとめどなく溢れていく。私の荒い息遣いと、アキくんの舌で混じり合った水音が玄関を支配する。  愛撫は舌先だけでなく、アキくんの長い指が私の淫豆を刺激し始めた。 「はうっ も、むりぃ……イッちゃう……」 「ん、イッて良いよ」  そう言うとアキくんは与える刺激を強めていき、私は徐々に込み上がるものを迎え入れた。ふっと力が抜け、倒れ込みそうになるもアキくんが支えてくれる。 「麗、こっち」 「え?」  ふわりと体を持ち上げたアキくんは、履いていた靴を脱がせ、そのままお姫様抱っこの状態で私を寝室まで連れていった。  トサッと優しくベッドに降ろされ、アキくんも座る。 「俺のこっちが収まらない」  ふわふわとした気分の中、アキくんの視線の先を見ると、アソコが大きくなっていることが服の上からでも理解できた。私はゴクリと、唾を飲み込む。 (次は私がアキくんを気持ち良くしたい)  私は寝転がった状態から起き上がり、ぱたんとアキくんを押し倒した。そして、着ている洋服を次々と脱がしていく。  突然の形勢逆転に、アキくんは『何が起きた?』とでも言うような顔で目を白黒とさせていた。 「麗、どうした?」 「アキくんのココ、舐めて良い?」 「はっ!? いや、無理しなくて良い……! と言うか、そんなこと、どこで覚えたっ」  明らかに動揺しているアキくんに、私は自分が優位になった気がしてニヤリと微笑んだ。 「初めてだから、上手く無いかもしれないけど……でも、やらせて?」  アキくんの服を全て脱がせた私は、目の前にピンとそり立つ屹立を見つめ、そしてパクッと口に含んだ。
/169ページ

最初のコメントを投稿しよう!

4308人が本棚に入れています
本棚に追加