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ペンネームって便利
ペンネームって便利ですよね。
ありふれた言葉を選べば、悪評をネットの海に埋没することが出来る。
そう、例えば……体の一部とか。
例えば私が「右手首」と名乗って作家活動をしたとしましょう。
今「オンナのソノ」で話題のKADOKAWAさんのところで、電通さんとかと(NARUTOの作者さんの次回作?の件はご愁傷様です。楽しみに見てたんですが、存外長く続きましたね)一緒に仕事をしてゴリ押しして頂いて、いきなりランクに躍り出て賞も取らずに出版の運びとなったとしましょう。
しかし疑問や嫌悪感を抱く人はいると思うんですよ。
「なんだコイツ、急に」
「これがゴリ押しって奴ですか」
「純粋におもんなかった」
等々、妬み嫉みから疑問、どんな作品にもつくであろう批判。
でも、ありふれた一般名詞がペンネームなら?
「右手首 ゴリ押し」
「右手首 つまらない」
「右手首 角川」
「右手首 ひどい」
で調べても、やれ「こんな治療法をゴリ押しされた!」「ゴリゴリ押すと痛む」「つまらない話なのですが右手首が痛くて」「KADOKAWAから出ている右手首の間接痛に関する本の書誌情報」「右手首のひどい痛みにはコレ!」……
雲隠れ、お上手ですね?
肝心要の意見や討論、個人の感想にはもちろん行き当たらず、そもそも個人の感想をそんな有象無象に紛れてさっさと削除してる可能性まである訳で。
じかんならたっぷりありますもんねえ?
あ、右手首ならまだ時間は限られてくるか。局所的ですもんね。
例えば……人間の中枢の「背筋」とか、このワードだけで情報が氾濫して、ご本人のお名前だけでは著作がヒットしないほどなんですもの。
一体どれほどの人に蝶よ花よと守って貰えているのやら……むさいオッサンとかだったら耐えられないので、せめて細身の文学青年とかでいてくださいね?背筋大先生?
ああ、それとこれは別件なのですが、ポケモンGOというゲームで10月にクルミルという虫・草の複合ポケモンが大量発生するんですってね。
私、そのアイコンとアカウント名の人が障害者差別してるのを見ましたよ。
いわゆるエアリプ、誰に刺さってもいいし刺さって怒ったら「お前じゃねーから!迷惑!」の一点張り。
今なら分かります、ハハコモリどころかクルマユにもなれない害獣だったんですね。
SVに野生出現しますが、出る度に丁寧に炎ポケモンで焼き潰してます。
あなたは人の心を焼き潰すのがお上手でしたから……クルミルが好きなのに、傷つけちゃいましたね?
ホントは嫌いなのかな?笑
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