3人が本棚に入れています
本棚に追加
中学生のある日。私は意識を失い、倒れました。具体的な病名はプライベートのため伏せます。不幸中の幸い、私は頭を打つことはなく、後遺症はありませんでした。しかし、今日に至るまで、10回以上、意識を失っては倒れています。直近だと、3ヶ月ほど前です。そのたびに、「死」と向き合うことになりました。人が死ぬとどうなるのか。自分はいつ死ぬのだろうかと。
そんな考えを吹き飛ばしたのは、やはり本でした。高校生の頃、ミステリー作家の有栖川有栖先生の本に出会いました。読者への挑戦状という形式を知り、夢中になりました。もちろん、当てられたことは1度もありません。それ以降、ミステリー小説は私という人物を構成する一部となりました。
最初のコメントを投稿しよう!