12人が本棚に入れています
本棚に追加
この目撃譚、場所等、はっきりしたことは書かず、フェイクも織り交ぜています。
それでも、この話を読んでくれた方が、誰かに話したりするかな? と思ったりして。
そうしたら、どこかでちょっとした “うわさ” になったりはしませんかね?
一年後、十年後、……半世紀。
“うわさ” は、真実となって語り継がれているとか?
そんなことを想像すると、少し嬉しい気がします。まあ、『しょーもない作り話』と読み捨てられるでしょうけど。
でも、そもそも私より先に何人も見てるわけですからね。今まで “うわさ” になってないことのほうが不思議なくらいだ。
ただ、困ったことに、あれからエレベーターを使えなくなってしまって、本当に不便です。あの駅だけでなく、会社でも、どこでも。
夜、ひとりで乗るなんて、考えただけでゾッとする。
幽霊が、私に危害を加えるとか、祟りがあるとかは無いんでしょうが、やっぱり怖いんですね。
エレベーター必須のタワマンに住むなんてことは、まず無理目な私ですから、今後のことはあまり心配してないんですけどね。
まあ、皆さんも気をつけてください。
最初のコメントを投稿しよう!