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控室には椅子が並べられていてその奥には簡易のベッドがいくつも並べられている。そのベッドに上に、ドンッと激しく投げつけられた。
その激しさに驚きはしたが、声を上げるよりも先に口を塞がれた。
口内を蹂躙する様に激しい口づけに呼吸さえも奪われる。
ワインの香りよりも、クレアのαの香りが勝っている。
その香りを感じた途端に項から全身に熱が広がる。弾けるようにΩのフェロモンが溢れ出した。
抑制剤の効果がαのフェロモンによって切れたのが分かった。
「んっ……うんっ」
荒々しく上に着ていた水色のジャケットを脱がされる。激しい口づけは歯が当たって時折痛みが伴う。ジャケットを腕から抜かれると中のシャツの上から身体を弄られる。
大きな手がウエストから胸にかけて撫でて服の上から胸の突起を摘ままれると身体がビクビクと跳ねた。
「んっああっ……あ」
抑えられていた発情を解放されて触られるところ全部から快感が広がる。
「ク、クレ……あ……」
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