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「その方が、面倒は見やすいですよね。おじさんの家は、不用心にならないように俺と圭太で見張っておく感じになるのかな」
『あいつ、面倒くさがりなところがあるだろ?』
「はい」
『自分の部屋のものは、特に教科書やなんかは、ほとんど置きっ放しで君の方へ転がり込むと思うんだよ。必要なものはそのつど取りに行くということにしてね。ちょくちょく行き来することになる気がするんだ』
「ハハッ、なるほど。おじさんのその予想は当たると思います」
ん、と声を漏らした圭太が、もぞもぞと体を動かした。かわいいな。
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