ほんとの孤独とは

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ほんとの孤独とは

街で見かけたんだ でも呼び止められず 君は改札へ入って行った 何度も通った 君の家 目を瞑ってでも 運転できるよと言ったら 笑ってた  コンビニを出た交差点の 横断歩道で ボーっとハンドル握る あなたを見た 運転席の窓に近寄ろうと思ったが 車は発車してしまった あなたの眼は泣き出しそうなほど孤独だった 僕はバーボンソーダを飲み干し ベランダからの風を余計にあびる 私は昨日のコンビニの交差点で 余計な時間を一杯のcoffeeを持ち待つ 周りには知らない人ばかり 電車に乗り 用もないのに スマホを見る これがほんとの孤独ではない ほんとの孤独は 会えるのに 会えない理由が余りあること
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