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25-2
*これから先、性的な表現を含みます。苦手な方は注意してください。
*R18要素あり。背後にご注意ください。
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シーヴルがにっこりとほほ笑む。あれって思っていると先にイスベルクが座っていた。
「え?待っていてくれたの?」
「ああ。今後公の席で共に食事をする機会も増える。俺がマナーを教えてやろう」
「ほんと?わあ。ありがとう!」
「では私どもは下がっておりますので。何かあればお呼びください」
シーヴルが片手をあげるとすっと全員が居なくなった。二人っきりにしてくれたの?嬉しいけどなんか意識しちゃうんだよな。もそもそと食べてたらイスベルクが笑った気がした。
「緊張しているのか?普段通りでいいぞ。マナーはほとんどできている。会う口実が欲しかったのだ」
「そっか。うん。母様に基本は教わってたんだ……」
どうしよう会話が続かない。食事の味もわかんなくなってきた。
「どうした?もっと食え。もう少し肉をつけないと」
「つけないと?」
「……ぅ……いや。その」
「あ~。えっと。少しはついたんだよ。ほら」
オレは二の腕をまくってみせた。イスベルクがどれどれと触ってくる。
「ああ。少しはついたのかな?他は?」
「ん?腹筋も少しついたと思う。シーヴルに護身術を習ったんだよ」
「そうか。腹筋もさわっていいか?」
オレが上着を持ち上げて腹を見せるとためらいがちに触ってきた。どう?オレは腹に力を入れてみる。
「そうだな。無駄な肉はついていない。だがあばら骨がまだ見えているな」
イスベルクの手が上に上がってきた。胸を確かめるように触られる。くすぐったい。
「ふふふ。くすぐったい」
「そうか。ではここは?」
胸からわき腹に手を添わされくすぐられる。
「あははは……ぁ……んぅ」
そのまま口づけされる。下唇を食まれ吸われ開いた間から舌が入ってきた。逃げようとすると抱きしめられ後頭部をがっしりとホールドされる。あわわ。固定された?関節技っぽいけど?不思議といやじゃない。
「はっ……。んん……」
え?ヤバい。オレなんか……。イスベルクの片手が腹をなぞって下に降りてくる。わわ。バレちゃう。オレは身をよじってキスから逃れようと試みるが余計にキスが深くなる。これってディープキスっだよな?
「んぁ!」
きゅっと勃ちあがりかけた中心を握り込まれた。興奮してるってバレちゃった。イスベルクの目がギラギラしてる。怒ってるの?だって食事中だったもんな。ごめんよ。
「ルミエール。お前を愛したい……いいか?」
「……うん。いいよ」
突然オレを横抱きにするとイスベルクが走り出した。
「ちょっと待て!午後の公務はどうする気だ!」
ユージナルだ。え?いつから居たの?
「全部キャンセルだ!」
「……へいへい。仰せのままに」
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これからR回に突入していきます。
続きは明日の12時にて。
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